悲しさなんて求めちゃいないさ ただ・母が元気な頃を思うと
時の流れというか・はかなさというか 何故・命に限りがあるのかと
どうして・人は老いゆくのかと 朽ちゆくのかと そんな事を責めたく・なる
歩けない足で立とうとしたり 流しで何かをしようとしたり
そんな母を見る度・人生が見える 母の生きた時代が見える
生きる気持ちがあるのに こんなに頑張っているのに 母を見ていてそう・思う
そして・時にはこんな事もある それは・母が静かに眠る夜
まさか・と母の寝息を確かめたり 布団が落ちてはいないかと
こんな夜には私は・朝まで眠れず 母のソバで夜明けを迎えた
兎も角・もうすぐあんたの誕生日 94年の人生に万歳! 94年の人生に万歳!
遷ろう時の流れに気づかないまま 必死に生きて来たんだと思う
もう一度生きてみろよ俺と一緒に 頑張る気持ちを持つのさ
足元の花ばかりを見るんじゃないよ 見上げてご覧よ背中を伸ばして
こっちを見てよとホラ桜が呼んでる もうすぐ花をつけるからねと
あんたの生まれた2月26日 ホントに間に合うかしらネ
3月には紘子も来るんだってさ あんたの顔を見たいんだってさ
立田山に行くには少し早いかも だったら代継神社に行ってみるかい
そして帰りはウエストに立ち寄ってさ 蕎麦でも食べてもいいかも
兎も角・もうすぐあんたの誕生日 94年の人生に万歳! 94年の人生に万歳