2007年12月23日

☆ 秋:夕暮れ  2006.11

試聴:秋:夕暮れ
 
@
ほら・どう思う・あの空を 母が古い映画のヒロインみたい
夕焼けを前にして椅子に座ってさ 私の・そばで腕組みしてる
母にはあの空・見えるのだろうか 弱った視力が少し気に掛かる
長い道のりを歩いた母は 時に・ああして昔を探してる
  生きる事に疲れた・とか 足でまといになりたくない・とか 
そんな思いは持って・欲しくない 
生きてきて良かった・とか それなりに幸せだよ・とか 
そう思って・欲しい
ほら・見てご覧・夕陽が動く オレンジみたいな顔して こっちを見てるよ 
A
母が・私を見る・空を指さす お前は飛行機・乗った事があるかいって・さ
私は・そんなモノはいらない もうすぐあそこに行ける・と 哀しいジョークを言う
突然・母が口にする夕餉の支度 買物に行くのを忘れた・と言う
お前は今夜・何が食べたいかと 有り合わせでいいよとわたしは・応える                                 
 そうじゃないでしょう・とか 何回言ったら分かるの・とか 
こんな時には言わない方が・いい
母が母であろうとする・事 柄の間であっても・いい
それは・とても大事な・事 
もう・陽が沈む・家の中に戻りましょう 山積みの洗濯物でも畳んでみます・か
生きる事に疲れた・とか 邪魔者にはなりたくない・とか
そんな思いは持って欲しくない
あんたと暮らして良かった・とか 親ってやっぱりいいもんだよ・とか
そう・思わせてくれ
ほら・見てご覧・もう日が暮れた 部屋の窓から町灯り・見える・はず
posted by たかっさん at 23:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護家族
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