2007年12月24日

☆ 義母の旅立ち  2006.02

試聴
 
@
2006年1月20日の雪の夜 妻の母が召されました
家族を帰したその後の とても安らかな旅立ち
私は「お疲れ様」と額に手を当て 両手で顔を包みました
召されたなんてとても信じられない まだとても暖かでした
「お母さん、目を開けてよ・お願いだから」と 妻は身体を揺らしました
「ノコちゃん、ありがとう・これでサヨナラね」 声が聞こえるようでした
窓の外は雪の夜 小雨の混じる寒い夜
A
2006年1月20日の雪の夜 妻の母が召されました
小雪の舞う日に旅立つなんて 北国生まれの人らしい
9年の長い闘いでしたね 貴女も家族も頑張っていました
そして最後の6年は 食事もまともに採れなかった
キヌさん、今度出会ったら 教えて下さい油絵を
キンちゃん・って私が使い始めましたネ 貴女は気に入っていましたか?
妻は夜の更けるまで聖書を片手に 貴女に語りかけていました
B
妻は僅かな記憶を取り戻そうと 貴女の故郷を訪ねたりしました
そして分かったかしら浜益の写真 貴女はそこに帰ったのですか?
私が知ってる貴女とは 女手一つで子供を育て
お洒落着なんて縁がない だけどいつも朗らかでしたネ
言いたい事ってあったと思う それは数え切れない程に
だけど、貴女は最後まで 我慢,我慢の人でしたネ
私は忘れない貴女の旅立ち 小雪の舞う寒い夜
C
貴女は教えてくれました 私は今になって気付きました
親として最後の務めとは それは子供の目の前で
老いゆく姿を見せる事 朽ちゆく姿を見せる事
それは生きとし生けるもの全てが 迎える自然のなりわい
貴女は見事に闘いましたネ そして・・静かに旅立ちました
94年の長い人生 貴女は立派に生き抜きましたよ
私は忘れない貴女の姿 それは小雪の舞う寒い夜
posted by たかっさん at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護家族
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