2008年01月01日

☆ 母に生命を返す時 2006.3

母は日ごとに老いを深める 今以上を望もうとしない 自分の足で歩く事 それだけの事を もう、諦めたのかな・・
私もいつの間にか ため息をつく事が増えた 若さというか・・やる気というか・・私から何かが消える日がある 
優しさだけで接しても 駄目だヨって・誰かが言ってた 日毎に老いが深まり 素直になっていく母 私にはそれが寂しい
母よ立ち上がってくれ そして歩いてくれ  あんなに気丈夫のアンタが 弱音ばかりを言うなんて・・
神よ私の命と引き換えに 母に命を与えてくれ 今こそ命を返す時 母に命を返す時 

思えば私は幼い頃 母には2度目の命を貰った 今でも私の身体に 大きく残る傷 母はしっかり覚えてる
薄れる意識を引戻すように 母はオペ室のドアの向こうで 誰はばかる事なく 私の名を叫び続けた 今でも私の耳に残ってる
だからこそ私は今思う 母には命を返そう・・と 母よアンタのおかげで 私は生きてこれた 今しか恩は返せない
母よ立上がってくれ! そして歩いてくれ あんなに気丈夫のアンタが 弱音ばかりを言うなんて
私の命はいらない 神よ母に与えてくれ 今こそ命を返す時 私はそう・・思う

母は去年のこの時期は 芝生の上ではしゃいでいた 車椅子に乗ったり 杖をついて歩いたり 笑顔が絶えなかったのに
母よ、本当に疲れたのかい 休みたいと思うのかい? 一日の多くを ベッドで横になってる すっかり弱気になってる
今は私がアンタの 足代わりになってるけど こうしている間に 私の人生だって どこかで狂い始めてる
だけど、私の身体に残る傷 オペ室まで聞こえた母の叫び 私はあの時から母に 命を貰ったと思っている
神よ私の命と引き換えに 母に希望を与えてくれ 今こそ命を返す時 母に生命を返す時 

母よ立ち上がってくれ そして歩いてくれ あんなに気丈夫のアンタが 弱音ばかりを言うなんて・・
神よ私の命と引き換えに 母に力を与えてくれ 今こそ命を返す時 母に命を返す時 
母にイノチを・・返す時

posted by たかっさん at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護家族
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://meblog.jp/tb/200242

この記事へのトラックバック